2022/05/24
基盤システムにもクラウドを利用する案件が増えてきてます。基板システムといえば重要なデータや不具合があっては行けないシステムでもあり、社外にサーバを置くことは避けたいと考える事業者が多かったようです。しかし、クラウド側でのセキュリティ対策や大幅なコスト削減効果もあり採用する事業者も増えています。クラウド型のシステムを開発するにあたって結合テストまでは社内で行なうことになりますが、システムテストからは実際にクラウドを利用して開発が進みます。
このテストでは本番と同じ環境でプログラムの動き、パフォーマンス、エラー処理などがチェックされますが、合わせて障害発生時の対応についてもチェックされます。サーバなどを納品する場合ではチェックしやすいパフォーマンスですが、クラウドの場合は利用するプランによってはサーバの処理能力が読めないことがあったり、ネットワークの混在によってデータ転送に時間がかかる場合も多く、テストはどんどん複雑化していきます。しかし、運用テストで問題を出さないようにするためには十分なテストが必要です。また、複数台のサーバを利用する場合には常時稼働させるのか、必要に応じて増加、縮退をするのかでテストが変わってきます。
物理的なサーバをリよる場合はいつでも台数が決まっているのですが、サーバの台数が増減する場合にはプログラム側での対応がスムーズに行われるか、また、エラー処理がてきせつに行なわれているかもチェックする必要がでてきます