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飲食店におけるPOSレジの力

time 2022/03/18

飲食店におけるPOSレジの力

飲食店のPOSレジは一体どんな役割を果たしているのか解説していきます。現在、特にチェーン展開している飲食店はほとんどがPOSレジを採用しています。注文や会計の時間効率が上がるということももちろんありますが、最大の理由はデータ管理を出来るという事です。まず一つの店舗に限って言うと、POSレジは売り上げ、消費税計算、人件費、客数、客単価といったごく基本的な数字はもちろんの事、メニューのABC分析や曜日、時間帯別売上、客層別の客単価、時間帯別の接客効果、天候別の客数というように、あらゆる項目を細分化してデータを取ることが出来ます。

この曜日の客単価が良くない、20代男性の客数が減少している、この時間帯は売り上げに対して人件費を使い過ぎだ、などの様に自分の店舗をデータで客観的に判断し、細分化された項目を見て改善すべきポイントを見つけ出し、対策を立てればいいという訳です。多店舗展開のチェーン店となると、本部は一括ですべての店舗のデータを管理出来ます。この地域でこういうものが売れやすい、売れにくい、どういう客層が多い、といったエリア別の特色を読み取るなど、多店舗とのギャップを視覚化することによって次の店舗拡大の戦略にすることも出来ます。あまりに平均からかけ離れたデータを見つけて調査をするなど、不正防止にも一役買っている一面もあります。

このようなデータ収集や分析はPOSレジなしでは考えられません。日本の飲食店が大きく進化してきた背景にはPOSレジの力があるという事です。

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