2022/05/24
現在、チェーン店をはじめとする多くの飲食店がPOSレジを採用しています。このPOSレジを使うことでどのような効果が得られるのかを説明していきます。まず、手書きの伝票や手打ちのレジと違ってボタン一つで会計の集計や計算が出来るので、大幅に時間効率を上げることが出来ます。店舗規模が大きければ大きいほどその効果を発揮します。
現座の飲食店では最小限の人数での営業が求められていますので、これは非常に大きなポイントです。POSレジの一番の特徴は、売り上げ、客数、客単価、メニューの出数、人件費といった基本的なデータはもちろん、時間帯別、曜日別、客層別、天候別の様に条件を細分化してデータ収集、分析をすることが出来る点にあります。また、多店舗展開しているチェーンであれば、全国の店舗のデータを本部で一括管理することが出来ます。こういったデータを利用して、この時間帯のこの客層が少ない、このメニューはこのエリアでは人気がある、この曜日の客単価をもう少し上げたい、この時間帯は売り上げの割りには人件費がかさんでいる、というように改善点を洗い出し、対策を立てて売上アップ、多店舗展開といった次の戦略に反映していくわけです。
現在の日本の飲食店は競争が熾烈を極めますので、このようなデータ分析は生き残っていく上で不可欠です。コンピューターなしでは扱いきれるデータ量ではありませんので、成長していくためにはPOSレジの採用は必須と言う事が出来ます。