2022/05/24
デジタルサイネージで活用できるコンテンツは大きく、静止画・動画・音声の3種類に分けられます。これらのコンテンツはそれぞれ異なる特徴があるので、デジタルサイネージを導入する目的や設置場所に合ったコンテンツを選択することが大切です。静止画コンテンツは、一枚の画像のみで情報を発信するコンテンツで、制作コストが低く手軽に導入できるため、頻繁に更新できるというメリットがあります。また、複数枚の画像をスライドショーで表示させれば、ストーリー性を持たせることが可能です。
静止画コンテンツは動画ほどのインパクトはないものの、静けさや高級感が求められる場所に設置するのが効果的です。動画コンテンツは、3種類の中で最も訴求力が高いコンテンツです。静止画のみでは伝えきれない情報を分かりやすく発信できるとともに、人目につきやすいという特徴があるので、周囲に多くのライバル店がある場合や長時間の滞留が発生する場所などに適しています。一方で、動画コンテンツは制作コストが高いというデメリットがあるので注意が必要です。
音声コンテンツは、視覚的な情報が溢れている場所に適したコンテンツです。デジタルサイネージは視覚的な情報を発信する媒体ですが、視覚的な情報が溢れている場所で静止画や動画のコンテンツを発信しても注目されない恐れがあります。しかし、静止画や動画に音声を付けることで、多くの方の注意をひきつけることが可能です。なお、音声を使用する際は著作権などに注意する必要があります。