2022/05/24
街頭や電車内などでディスプレイに映し出される広告を目にすることがあります。それがデジタルサイネージと呼ばれるシステムです。直訳で考えると電子の看板や掲示板と言い換えられます。情報更新の容易さや効果の高さから今後さらに普及していくことが期待されます。
興味があるけれど導入するにはまだ不安があるという人も多くいます。それほど難しく考える必要はないので、ちょっとした知識が得られれば始めることができるでしょう。デジタルサイネージに最低限必要な設備は映し出すディスプレイと設置台、デジタルコンテンツです。つまり目にしやすい場所に設置して、情報を映すといったシンプルな運用であればすぐに始められます。
それでは本来の情報をリアルタイムで提供する本来の目的が生かされていません。そこで必要となるのがセットトップボックスです。STBと略されることもあり、映像コンテンツを切り替えたり、動きを付けて表示することができます。通信機能がついていれば遠隔でデータの更新が可能です。
デジタルサイネージにかかる費用は、導入時の10万円から150万円と運用コストの月々5、000円から5万円です。導入時の費用は必要となる設備によりますが、主にはディスプレイの大きさが関係します。運用コストに含まれるのは通信費用や電気代、メンテナンス費用です。従来かけていた広告費用などと比較してメリットが大きいと判断したら導入を検討してもよいでしょう。