2022/05/24
デジタルサイネージで最も重要なことは、何を表示するかです。広告だったり、掲示だったり、注意喚起かもしれません。それらの内容がしっかり伝わって、期待する効果を得られなければ意味がありません。その内容によって準備する設備も変わってきます。
掲示版としてデジタルサイネージを使う場合は、ワードプロセッサーソフトによって作成した原稿の表示で使われることが多いでしょう。そのため縦型のディスプレイの方が使いやすいと感じます。配布する資料などをそのまま利用できるのでいくつも原稿を作らなくて済みます。デジタルサイネージのコンテンツとして広告を考えているのであれば、基本的には紙媒体のポスターやカタログと同じと言えます。
ただし手元で見るものではないので遠くからでも認識しやすいデザインであることを注意すべきです。動きを付けることもできるので、より目立ちやすい効果を取り入れるのもいいでしょう。広告の場合、個人で作るのは難しく、制作会社などを利用してしっかりと作った方が安心です。つまり紙媒体と同じ運用が必要ということです。
併用できるような内容で発注すれば、印刷と表示の両方で使うことができるので、デザインにかかる費用を抑えることも可能です。見開きのものを考えるのであれば、横型の大画面のデジタルサイネージを導入した方が効果が高くなります。タイムセールなどの短時間で表示するようなものであれば、スライド作成のソフトで自作しても問題ないでしょう。